戸建て住宅の維持費って?かかる費用と節約のコツ
家は一生に一度の大きな買い物です。金額も大きくなりますので「住宅ローンの返済っていくらくらいになるんだろう?」とお金についても気になるところかと思います。このとき忘れてはならないのが、お家を建てたあとにかかる維持費です。トータルの費用の目安を知って、お家づくりにお役立てください。
戸建て住宅にかかる維持費の内訳
戸建て住宅を建てたあとは、固定資産税・都市計画税・火災保険料・地震保険料・メンテナンス費用・光熱費などの維持費がかかります。
固定資産税・都市計画税
戸建て住宅でもマンションでも、土地や建物を所有していれば必ずかかってくるのが固定資産税です。地価や建物の資産価値にもとづいて課税されます。
そして市街化区域内に家を建てると、都市計画税も課税されます。戸建て住宅の場合、固定資産税・都市計画税をあわせて年間10~15万円くらいになるでしょうか。年に1度支払うものなので、月に1万円前後を貯金しておくとよいでしょう。
そして市街化区域内に家を建てると、都市計画税も課税されます。戸建て住宅の場合、固定資産税・都市計画税をあわせて年間10~15万円くらいになるでしょうか。年に1度支払うものなので、月に1万円前後を貯金しておくとよいでしょう。
火災保険料・地震保険料
火災保険料は補償の範囲や特約、契約する保険会社などによって値段が変わってくるので一概にはいえないところです。木造住宅の場合は、1年あたり1~2万円前後といった価格帯になるかと思います。
地震保険は建物の構造と都道府県で保険料が決まっていて、どこの保険屋さんで契約しても価格は変わりません。
地震保険は建物の構造と都道府県で保険料が決まっていて、どこの保険屋さんで契約しても価格は変わりません。
メンテナンス費用
メンテナンス費用のなかで大きい金額を占めるのが、外壁や屋根の塗り替えです。一般的なサイディング外壁+スレート屋根の場合、約10年ごとのメンテナンスが推奨されています。たとえば10年に1回、100万円のメンテナンス費用がかかるとすると、年間10万円ずつは貯めておくと安心です。
水道・ガス・電気代
総務省の平成30年の家計調査によると、青森市の2人以上の世帯における年間の光熱費は以下のとおりです。
1年間に平均で36.6万円。1か月あたり約3万円も光熱費がかかっていることになります。あくまでも平均なので、暮らし方によっても変わってくるかと思いますが、意外と大きいですよね。
「光熱費はどんな家に住んでもかかるものだから」と思うかもしれませんが、実は家のつくりによって金額が大きくかわる部分でもあります。節約のコツについては、次章で詳しく解説しますね。
- 電気代15.6万円
- 水道代7.5万円
- ガス代4.8万円
- その他8.7万円
1年間に平均で36.6万円。1か月あたり約3万円も光熱費がかかっていることになります。あくまでも平均なので、暮らし方によっても変わってくるかと思いますが、意外と大きいですよね。
「光熱費はどんな家に住んでもかかるものだから」と思うかもしれませんが、実は家のつくりによって金額が大きくかわる部分でもあります。節約のコツについては、次章で詳しく解説しますね。
戸建て住宅の維持費を節約するコツ
固定資産税や都市計画税、火災保険料については、なかなか節約するのが難しいもの。しかしメンテナンス費や光熱費は、家を建てるときの工夫で節約できます。
メンテナンス費を抑える
家を建てると、必ずメンテナンスはしなければならないもの。必要なメンテナンスを怠ると、家が傷んで最終的にメンテナンス費用が余計にかかってしまいます。
メンテナンス費用を節約するなら、なるべくメンテナンスの手間と費用がかからない、長持ちする素材を選ぶのがポイントです。たとえば通常のサイディング外壁だと10年前後で再塗装が必要になりますが、タイルなど再塗装不要の外壁材もあります。
窓やドア、水回り設備なども、長く使っていくうちに不具合がでてきて、修理や交換が必要になります。このとき特殊な部材を使っていると、交換部品が手に入らなかったり、費用が高額になったりする可能性が。広く出回っている部材を選べば、補修や交換も安くすむでしょう。
メンテナンス費用を節約するなら、なるべくメンテナンスの手間と費用がかからない、長持ちする素材を選ぶのがポイントです。たとえば通常のサイディング外壁だと10年前後で再塗装が必要になりますが、タイルなど再塗装不要の外壁材もあります。
窓やドア、水回り設備なども、長く使っていくうちに不具合がでてきて、修理や交換が必要になります。このとき特殊な部材を使っていると、交換部品が手に入らなかったり、費用が高額になったりする可能性が。広く出回っている部材を選べば、補修や交換も安くすむでしょう。
光熱費を抑える
そして家のつくり方しだいで大きく金額が変わってくるのが、電気代などの光熱費です。とくに青森のように冬の寒さが厳しいところでは、家の基本性能が低いと暖房費がものすごく高くなってしまいます。
まずは基本的な高気密高断熱をしっかりして、最低限の暖房でも快適にすごせる家づくりを。高断熱化で室内の暖かさを逃がさず、高気密化で外からの冷気を室内に入れないようにしましょう。
北国での住まいの寒さ対策についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、参考にされてください。
>> 北国の住まいの寒さ対策|青森で一戸建てを建てたい方へ
まずは基本的な高気密高断熱をしっかりして、最低限の暖房でも快適にすごせる家づくりを。高断熱化で室内の暖かさを逃がさず、高気密化で外からの冷気を室内に入れないようにしましょう。
北国での住まいの寒さ対策についてはこちらの記事で詳しく解説しておりますので、参考にされてください。
>> 北国の住まいの寒さ対策|青森で一戸建てを建てたい方へ
まとめ
家を建てるときには、どうしても目先の土地代や工事費が気になるものです。しかし維持費が年間60万円かかったとすると、10年で600万円、30年で1,800万円…といったように意外と大きな金額になります。光熱費やメンテナンス費用まで目をむけた家づくりをすることで、長い目で見た住居費が節約できるでしょう。
今回は維持費の目安をお伝えしましたが、家のつくりやライフスタイルによっても金額は変わってきます。「うちはどのくらいかかるのかな?」と気になった方は、Jhomeまでご相談ください。
今回は維持費の目安をお伝えしましたが、家のつくりやライフスタイルによっても金額は変わってきます。「うちはどのくらいかかるのかな?」と気になった方は、Jhomeまでご相談ください。