住まいのコラム

青森県で一戸建てを立てるなら、寒さ対策がとても重要です。断熱性能や気密性能、工法などにこだわってマイホームを建てることで、冬もあたたかく快適に。内装とは違って断熱は目に見えないため、つい後回しにしがちですが、断熱性が高い家とそうでない家では暮らしやすさや光熱費が全く違ってきます。
今回は、なぜ断熱が必要なのか、住まいの寒さ対策にはどのような方法があるのかについてご紹介します。

本州最北端の青森は、厳しい寒さに見舞われる地域。家の寒さ対策が不十分だと、

・ヒートショック
・結露やカビ、ダニの発生
・暖房費が高くなる

などの問題が。暖房であたためればどんな家でも同じでは？と思うかもしれませんが、寒さ対策が不十分だと、いくら暖房を稼働させても暖かい空気がどんどん逃げていってしまいます。

廊下やお風呂などが寒いことで「ヒートショック」などの健康被害や、気温差によって結露やカビ、ダニが発生しやすくなることも。せっかく建てた家なので、長くキレイな状態で住み続けたいもの。青森県では全館暖房が基本ですが、それと合わせて気密性や断熱性に優れた家づくりをする必要があります。

「UA値」という指標をご存知ですか？「外皮平均熱貫流率＝住宅の中から外へどのくらい熱が逃げるか」という値のことで、UA値が小さいほど断熱性能が高いことがわかります。

青森県ではUA値0.56が基準。Jhomeでは、この基準よりも断熱性能の優れた家づくりをしています。マイホームを建てる工務店選びでは、UA値も参考にしてみてください。

Jhomeの高性能な北国の住まい
・Jismシリーズ：UA値　0.27
・Collageシリーズ：UA値　0.38

建物の壁の中には、「断熱材」という熱を伝えにくくする素材が入っています。断熱材をしっかり入れることで、冬は室内に寒さを伝えにくく、夏は暑さを伝えにくくなるのです。断熱には大きく分けて、外断熱と内断熱の2種類があるので、それぞれ見ていきましょう。

外断熱とは、外壁材のすぐ内側に断熱材を入れて、建物全体をすっぽりと覆うように断熱層を作ること。コストは割高になりますが、断熱性や気密性は高い工法です。室内温度の変化が少なく、結露が起きにくいという特徴もあります。

内断熱とは、建物の構造材よりも内側に断熱材を入れて断熱をすること。柱の間などに断熱材を挟み込みます。外断熱よりも低コストで施工できるため、広く取り入れられている工法です。

日本では、施工が簡単でコストの安い「内断熱」がよく使われています。外断熱は断熱性能が高く冬も暖かく過ごせるのが特徴ですが、日本では施工できる業者があまり多くありません。また、外断熱と内断熱を組み合わせることで、さらに高い断熱性能を発揮できます。

Jhomeでは、外断熱・内断熱どちらにも対応しています。
・Jismシリーズ：「外断熱＋内断熱」
・Collageシリーズ：「内断熱」

もちろん壁や屋根などの断熱も大切ですが、窓やドアなどの開口部の断熱性能も重要です。むしろ割合としては、壁よりも窓の方が熱の逃げやすい部分といえます。

昔ながらのアルミ製のサッシは熱を伝えやすいため、断熱性を重視するなら樹脂製のサッシがおすすめ。ガラス部分は、ガラスが2～3枚重なっているペアガラス・トリプルガラスなどの断熱性の高い商品を選びます。

Jhomeではペアガラスはもちろん、断熱性の更に高いトリプルガラスにも対応。ガラスの間に空気層をもつことで、外の寒さを室内に伝えにくく、結露も防ぎます。
・Jismシリーズ：高性能トリプルガラス窓
・Collageシリーズ：高性能ペアガラス窓

日本の木造住宅で昔から採用されてきたのが「在来軸組工法」。梁や柱などの”線”で支える構造です。これに対し、”面”で支えるのが「２×４（ツーバイフォー）工法」。北米でうまれ、日本には1970年代に入ってきた比較的新しい工法です。耐震・耐火・気密・断熱性能が高く、工期が短い分コストも安いのがメリットです。

2×4では「38mm×89mm」の木材を使いますが、さらに太い「38mm×140mm」の木材を使ったのが「2×6（ツーバイシックス）工法」。 外壁の厚さが2 × 4工法の約1.5倍になるため、 壁内に厚い断熱材を入れられます。青森など寒い地域に適している工法です。Jhomeでは「2×6（ツーバイシックス）工法」を採用しており、寒い青森でも快適な住まいづくりが可能です。

青森でマイホームを建てる上で、断熱性能を高めることは必要不可欠です。長く安心して、快適に住み続けるためにも、断熱にはこだわりましょう。Jhomeは地域密着型の工務店。青森の気候を熟知しているので、断熱性に優れた住まいづくりもお任せください。