ロフトのある家にしたい!メリットと注意点を解説
縦の空間を活用してスペースを増やせるロフト。子供部屋や寝室につくろうかなと迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はロフトのメリットと注意点をそれぞれ解説していきますので、参考にされてみてください。
建築基準法におけるロフトとは?
ロフトは建築基準法のなかでは「小屋裏物置等」という扱いになります。小屋裏物置等と認められるにはいくつか規定がありますが、代表的なものは次の3つです。
・天井高が1.4m以下(もっとも高い部分)
・面積が直下階の1/2未満
・はしごが固定されていない
ただし細かい規定は自治体によって違うので、必ず工務店に確認を。他にも「開口部や収納を設置しない」「電話・テレビ・インターネットなどのジャックをつくらない」といった規定が設けられている地域もあります。
・天井高が1.4m以下(もっとも高い部分)
・面積が直下階の1/2未満
・はしごが固定されていない
ただし細かい規定は自治体によって違うので、必ず工務店に確認を。他にも「開口部や収納を設置しない」「電話・テレビ・インターネットなどのジャックをつくらない」といった規定が設けられている地域もあります。
ロフトのある家のメリット
家にロフトをつくると、次のようなメリットがあります。
床面積に算入されない
ロフト(小屋裏物置等)は、床面積にカウントされません。建ぺい率や容積率の関係で延べ床面積を増やしたくない、固定資産税をなるべく抑えたい…といった場合に大きなメリットとなります。
お部屋が広く使える
例えばお部屋の半分の広さのロフトをつくると、お部屋が1.5倍に広がったような感覚になります。敷地が狭く、家を横に広げられないという場合は重宝するでしょう。お部屋の部分とロフト部分でスペースを使い分けできるのもうれしいポイントです。来客用の布団、季節外れの扇風機やストーブ、レジャー用品…比較的大きくて収納場所に困るものをロフトにしまえば、お部屋をスッキリとおしゃれに見せられるでしょう。
隠れ家のようで落ち着く
基本的には物置として使われるロフトですが、天井が低くて狭い空間が逆に落ち着くといわれる方もいらっしゃいます。釣りやサーフィンなど趣味の道具をメンテナンスする場所にしたり、お子さんが秘密基地のように使われたり。小さいスペースだからこそ、集中できる空間、プライベートな空間として活用されるのも良いのではないでしょうか。
ロフトをつくるときの注意点
ではロフトをつくるとき、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。
「居室」ではない
ロフトは「居室」として使うことを想定されていないので、それに合わせた設計になります。天井高は1.4m以下なので、大人であれば背中を丸めて歩かなければなりません。また熱や湿気がこもりやすい、空調が効きにくくなるなどのデメリットもあります。結局あまり使わなかった…とならないように、使い道などしっかり検討してつくりましょう。
子供や高齢になったときの安全性
ロフトは高さがあり、はしごなどを使って上り下りすることになります。お子さんが落下する危険はないか、年をとって足腰が弱った時に大変にならないか、といった点については考えておかなければならないでしょう。
費用がかかる
固定資産税など経済的なメリットが大きいロフトですが、もちろん材料費や建築費などはかかります。居室でないとはいえ、人や物が乗っても耐えられるようにしっかりとした構造は必要なので、意外と費用がかさむことも。活用できないともったいないので、予算はかけるべきところにかけられるように、設計士とよく話し合ってくださいね。
まとめ
注意点もあるロフトですが、さまざまな条件であまり大きな家を建てられないケースでは、とても活躍する空間です。狭小地で縦にしか空間をとれない、なるべく固定資産税を抑えつつスペースを増やしたい、といった場合には検討されても良いかもしれません。
もしロフトをつくるのではあれば、きちんと有効活用できるようなプランを立てることが大切です。設計士とよく相談して、使い勝手の良いスペースをつくってみてくださいね。
【関連記事】暮らしにゆとりを生む「フリースペース」のある間取り
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隠れ家のようで落ち着く
基本的には物置として使われるロフトですが、天井が低くて狭い空間が逆に落ち着くといわれる方もいらっしゃいます。釣りやサーフィンなど趣味の道具をメンテナンスする場所にしたり、お子さんが秘密基地のように使われたり。小さいスペースだからこそ、集中できる空間、プライベートな空間として活用されるのも良いのではないでしょうか。
ロフトをつくるときの注意点
ではロフトをつくるとき、どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか。
「居室」ではない
ロフトは「居室」として使うことを想定されていないので、それに合わせた設計になります。天井高は1.4m以下なので、大人であれば背中を丸めて歩かなければなりません。また熱や湿気がこもりやすい、空調が効きにくくなるなどのデメリットもあります。結局あまり使わなかった…とならないように、使い道などしっかり検討してつくりましょう。
子供や高齢になったときの安全性
ロフトは高さがあり、はしごなどを使って上り下りすることになります。お子さんが落下する危険はないか、年をとって足腰が弱った時に大変にならないか、といった点については考えておかなければならないでしょう。
費用がかかる
固定資産税など経済的なメリットが大きいロフトですが、もちろん材料費や建築費などはかかります。居室でないとはいえ、人や物が乗っても耐えられるようにしっかりとした構造は必要なので、意外と費用がかさむことも。活用できないともったいないので、予算はかけるべきところにかけられるように、設計士とよく話し合ってくださいね。
まとめ
注意点もあるロフトですが、さまざまな条件であまり大きな家を建てられないケースでは、とても活躍する空間です。狭小地で縦にしか空間をとれない、なるべく固定資産税を抑えつつスペースを増やしたい、といった場合には検討されても良いかもしれません。
もしロフトをつくるのではあれば、きちんと有効活用できるようなプランを立てることが大切です。設計士とよく相談して、使い勝手の良いスペースをつくってみてくださいね。
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