ペットと暮らす家。間取りや内装のアイディア
人生の大切なパートナーであるペット。せっかくいっしょに暮らすなら、ペットにとっても人間にとっても快適な住まいだと良いですよね。注文住宅をつくるなら、ペットの安全や健康、快適性についても考えてみませんか?
ペットの足腰にやさしい床材選び
ペットのいる家の床材選びで重要なのは、すべりにくいこと。人間にとっては問題のないフローリングでも、犬や猫にとってはツルツルとすべって足腰に負担がかかってしまうことがあります。ペット用のフローリングやタイルを選ぶことで、股関節や腰にかかる負担が軽くなりますよ。
また人間にとっては、傷がつかない・汚れが落ちにくいといった条件も大切。ペットと暮らしているとどうしても汚れるシーンが増えるので、水分が染み込みにくく、さっと拭いて落とせるような素材を選びます。ペット用の床材だと、傷もつきにくいですよ。
ペットも人も快適にすごせる空気環境
ペットとの暮らしで、飼い主は気にしていなくても、来客者にとってニオイが気になってしまうこともあります。ニオイの元となる成分を吸着するような内装材で仕上げると、気になりにくくなるでしょう。
エコカラットなどを部分的に張っていただくのも一つの方法。ジェイホームでは、「ゼオライトエコナ」という珪藻土の塗り壁も採用しています。
ニオイ成分のほかに、シックハウス症候群の原因とされている有害物質も吸着。ペットにとっても安心です。また、湿度が高い日には水分を吸って、乾燥した日に放出するという「調湿作用」も。結露やカビ、ダニなどの抑制も期待できます。
ペットの熱中症を防ぐ高気密高断熱住宅
暑い夏によく発生する熱中症。屋外で起きるイメージがありますが、意外なことに熱中症の3~4割は住居で起こっています。犬や猫は人間のように汗をかいて体温を下げるわけではないので、一度体温が高温になってしまうとなかなか下げられずに危険だそうです。
住宅のなかで最も熱が入ってくるのが、窓やドア。断熱効果の高い窓ガラスやサッシにすることで、暑さを防ぎます。家の壁の中にしっかりと断熱材を入れることで、冷房の効きもよくなりますよ。
ジェイホームのつくる住宅は、夏は涼しく冬は暖かい、高気密高断熱住宅。ダブル断熱や高性能トリプルガラス窓で、人間にもペットにも快適な住宅環境をつくっています。
ペットが安全に暮らせる間取り
ペットといっしょに暮らすなら、危険を回避する工夫も必要です。
(例)
- 階段をなるべくゆるやかにつくる
- 火気や刃物のあるキッチンにはゲートをつける
- 玄関にもゲートをつけて飛び出しを防ぐ
例えば、オープンなアイランドキッチンは素敵ですが、ペットゲートをつけるのが難しいですよね。ペットガードを設置しやすいよう入り口を一箇所にしたり、はじめからドアをつけたりと、色々な工夫ができます。危険なシチュエーションをよく考えて、間取りや設備に反映しましょう。
ペットの習性を知って居心地の良い家に
犬や猫がどんな空間が好きなのか、反対にどのような場所が苦手なのか…習性を知ると、もっとペットにリラックスして過ごしてもらえる家になります。
例えば犬は元々穴ぐらで過ごしていたので、狭いところが落ち着くという性質があるそうです。エサを食べる場所やトイレスペースなど、人の動線と少しずらしてつくると、安心して過ごせるのではないでしょうか。
猫は高いところに登ったり、見下ろしたりするのが好きだそうです。階段や梁をいかしてキャットウォークをつくって上下左右に自由に移動できるようにしたり、窓辺でくつろぎながら外を観察できるスペースをつくってあげたりすると、ストレスなく過ごせるかもしれません。ペットドアをつけて、家のなかを自由に動き回れるようにするのも一つの工夫です。
まとめ
マンションや建売住宅だとなかなかペットに合わせて家をつくるのは難しいですが、注文住宅ならペットも人間も暮らしやすいよう考えた設計が可能です。
ジェイホームでは、デザインはもちろんですが、住む方の健康や安心をまもる家づくりをおこなっています。自然素材をふんだんに使っているので、ペットにも安心ですよ。ペットは大切な家族の一員。ぜひご家族全員にとっての理想の住まいをつくるお手伝いをさせてください。